犬のショック状態の症状

カテゴリー:犬のショック状態
更新日 2020年02月28日

犬のショック状態の症状

犬がショック状態になる時に考えられる病気は心不全です。
心不全は心臓機能の低下によって、体に充分な血液が送られなくなる病気です。血液がうまく送られないと、咳がでて呼吸困難になります。症状がひどくなると死亡することもあります。
心不全の兆候としては、食べているのに体重が減る、散歩に行きたくなくなる、などがあります。異変に気がついたらすぐに獣医師に診てもらいましょう。
心臓の動きを改善する薬や、むくみを取るための利尿剤を投与したりします。あとは心臓に負担をかけないように運動を制限したり、塩分を抑えた餌を与えるようにします。

他に犬がショック状態になる病気は熱中症です。
犬の皮膚には体を冷やすための汗腺がありません。よって体温が上がったら口で呼吸し、唾液を蒸発させて体温を下げようとします。ただ、これではなかなか下がらないので熱中症になってしまいます。
夏の暑い日は昼間の散歩は避けて朝夕の比較的涼しい時間にするといいです。特にアスファルトの上を歩く場合は、肉球を火傷するし、熱中症になりやすいので注意する必要があります。
もしなってしまったら、水や氷をかけて体温を下げるようにします。

犬のショック状態の原因

ハムスターには玉ねぎ、ニラ、ニンニクなどのネギ属の野菜を与えてはいけません。ネギ属の野菜にはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。この成分はヘモグロビンを酸化することによって赤血球を破壊するため、ハムスターが食べると酸欠や貧血といったショック状態になることがあります。ネギ属の野菜を切るのに使った包丁でハムスター用の野菜を切った場合や、加熱してから与えた場合であっても症状が出ることがあるので注意が必要です。
また、チョコレートやココアを与えることも厳禁です。ハムスターがカカオに含まれているテオブロミンを摂取するとショック状態になるからです。この成分は交感神経を刺激して脳や内臓の動きを活発にし、痙攣や下痢、嘔吐を引き起こします。また、利尿作用があるため多尿になり、脱水症状を引き起こすこともあり大変危険です。
もし誤ってハムスターにこれらの食べ物を与えてしまった場合は、大至急動物病院に連れていきましょう。症状に応じて迅速に排泄の促進や胃洗浄、点滴輸液などをおこなえば助かる可能性があります。とはいえ、体の小さなハムスターにとってこれらの治療は大きな負担になってしまいます。かわいいハムスターと少しでも長く幸せな時間を過ごすためにも、上記の食べ物は絶対に与えないようにしましょう。

犬のショック状態の予防/治療法

犬がショック状態になる原因や病気には様々なものがあります。怪我での大量出血、異物を誤って飲み込む事故、熱中症、感染症、中毒、アレルギー反応、心不全などがあります。
ショック症状の正しい意味は「心臓血管系に重大な異常が生じ、体全体に酸素がいきとどかなくなる状態」のことをいいます。
ショック状態になると犬の様子に異変が見られます。兆候としては、以下のようなときです。
・ひどく元気を失い呼びかけても無反応。この状態に気づかずに放置してしまうと意識がなくなります。
・体温が下がり、皮膚や足裏を触ると冷たい、この場合は肛門から体温計を入れて直腸の体温を測ってみます。37.8度以下だと危険な状態です。
・高熱が出ていて呼吸が荒い、これは、触ってみていつもよりも熱いと感じた時は、熱がある可能性が高いです。
・脈拍はいつもより早いか弱まっている。この状態に気づかず放置しておくと、心肺機能が停止する危険性があります。日頃から脈拍数を知っておくのがよいです。
いずれにおいてもショック状態は緊急を要しますので、早めに病院へ行くことをお勧めします。

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