猫の元気がないの症状
カテゴリー:猫の元気がない
更新日 2020年02月28日
猫の元気がないの症状
猫の元気がないとき、静かにして動かない他にも、声が小さくなる、よろよろと歩くなど、わかりやすい行動が多いです。なかでも、環境の変化により緊張して元気をなくしている場合は、肉球が汗ばみ呼吸が速くなり、わかりやすいでしょう。緊張が高まると、開口呼吸(口を開けて呼吸する)をしたりグルーミングが増えたりします。特に、室内飼いの猫は外界との接触が薄く、環境の変化に敏感になりやすく、引越しなど環境の変化に対応出来ずに塞ぎ込んでしまう場合があるようです。また、飼い主に叱られた時、元気がなく、遠くから様子をうかがうように静かに座っていたりします。普段から大人しい猫で、飼い主の横に来てへたり込んでしまうようなこともあるようです。しつけのため大声を出すなど、驚かせる行為は逆効果になる場合もあるので気をつけましょう。 日常から、食事の量、トイレの回数や様子など確認しておくことが大切になります。 猫の元気がないときは、まずご自宅で、食欲の有無や食べ方、飲水量、トイレの回数など確認してみて下さい。食欲はあるけど元気がない場合には、ケンカや引越しなど住環境の変化によるストレスが原因だと考えられます。猫はケガを隠す習性があり、食後すぐ身を隠して元気がない時は、打撲や骨折などといった外傷による可能性があります。食欲も減る・なくなっている場合には、何らかの疾患を患っていると考えられます。嘔吐や多飲多尿を伴う場合は症状もありわかりやすいですが、一部のウイルス感染や寄生虫寄生が影響して見られる風邪の様な初期症状などでは微熱と倦怠感だけなので見過ごしてしまう可能性もあります。気管支炎や肺炎、クリプトコッカス症なども初めのころは風邪の様な少し元気や食欲がないだけのことがあります。見過ごしてしまい、様子を見ているとどんどん悪化してしまい命に関わるようなことも中にはあります。また、症状があまり見られないながらも、ぐったりとして元気がない、高齢のせいか大人しくなったと感じている場合でも、慢性腎不全や肝臓障害、腫瘍などが可能性として考えられます。他にも食べ方がおかしい、ゆっくり食べる場合は口のなかに口内炎や歯肉炎などができていたり、トイレの回数が多く元気がない場合には尿石症や排尿痛からくるものなど様々です。猫の元気がないの原因
具体的に考えられる主な原因は・精神的なストレス
・内臓疾患
・打撲・骨折
・アレルギー
・尿路結石(下部尿路疾患)
・肝臓の病気
・胆管肝炎症候群
・フィラリア症
・糖尿病
・感染症(ウイルス、寄生虫、細菌など)
・その他病気
・ケガ
・腫瘍(リンパ腫や白血病、様々な腫瘍)
などです。