雨の日暑い日は室内ドッグランで楽しむ!選び方のポイント
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外は暑いけれどもワンちゃんにはしっかり体を動かして遊ばせてあげたい!そんな時にぴったりなのが冷暖房設備のある室内のドッグランです。
今回はドッグランを選ぶにあたって気をつけたいポイントについてご紹介します。
9月も暑い…引き続き熱中症に注意!
暦の上では立秋が過ぎて数週間経つ9月もまだまだ暑い気温が続きますし、最近では台風なども多く湿度も高い時期が続きます。
9月になって朝夕が少しずつ涼しくなってきても、熱中症には引き続き警戒が必要です。
わんちゃんは人よりも高温多湿の環境に弱く、飼い主さんが平気な環境でもわんちゃんだけが熱中症になることもあります。
よだれを大量に垂らしていたり、食欲がないときは注意しましょう。
犬が室内で楽しむために必要なこと
どんな場所(環境)がいいか
まず第一に考慮することは、わんちゃんにとって安全な場所かどうかです。わんちゃんを室内で遊ばせる際に好ましい場所の条件は以下の通りです。
・引っかかるものがない:目の細かい網や柵などがあると、わんちゃんがジャンプした際に足をひっかけて爪が割れたり、骨折してしまう可能性があります。
・わんちゃんにとって好ましい気温・湿度である:室内であっても、高温多湿の環境では熱中症になってしまう可能性があります。夏は涼しく、冬は暖かくできる冷暖房設備が揃っていることが望ましいです。
・滑りにくい床材質:怪我や転倒の防止のために、マットなど滑りにくくするための工夫があると良いでしょう。
・給水器がある:持参してもよいのですが、運動後にわんちゃんに与えるための水を忘れてしまった時も安心です。
どのように遊ぶのがいいか(飼い主との接し方・時間・タイミングなど)
どのような遊びをしたいのか明確にしてからドッグランを探し始めることをおすすめします。
アジリティを一緒に楽しみたいのであれば、遊具の設置のあるドッグランを。おもちゃで遊びたいのならおもちゃ持ち込み可能なところや貸し切りすることが可能なところを探します。
他の犬との交流をメインで楽しませてあげたい場合は、なんの設置もなく、ワンちゃん同士が自由に楽しめるドッグランがよいでしょう。
どのタイプのドッグランを選ぶときも、リードは離していても決して目を離さないように注意して見守ってあげてください。
犬が楽しむために役立つおもちゃ
ドッグランでは普段家の中ではできないような走り回る運動ができるので、例えば広さを生かしたフリスビーなどのおもちゃを使って楽しむことができます。
ドッグランで遊ぶ際の注意点
狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種証明書を準備する
狂犬病や混合ワクチンの接種していることを義務付けているドッグランが殆どです。
接種証明書の提示を求められることが多いので、忘れずに持参しましょう。
アジリティの有無を確認する
タイヤなどのアジリティに使用する遊具が設置してあるところもある一方、わんちゃんが思いっきり走れるように遊具が全くないところもあります。
実際にアジリティを通じてワンちゃんとコミュニケーションをとりたい場合は遊具の設置があるところを選んだほうがよいですし、普段は触れ合えない他のわんちゃんとの交流を通じて社会性を育んだり遊ばせたい時は遊具の設置がないところを選んだ方がよいかもしれません。
どのようなスタイルで遊びたいか事前に考えておくことをおすすめします。
おもちゃの持ち込み可否を確認する
おもちゃの持ち込みを禁止しているドッグランもあれば、フリスビーなどの持参を許可しているところもあります。
張り切ってお気に入りのおもちゃを持って行ったのに、当日行ってみたら禁止で使えなかったということにならないよう、事前にホームページなどで情報をよくチェックしておくことをおすすめします。
他の犬と喧嘩しないように注意
おもちゃを持ち込んでいる場合、取り合ったりして喧嘩にならないか目を離さないようにしましょう。
拾い食いに注意
小型犬には飲み込めない大きさのおもちゃであっても、大型犬には飲み込めるもので誤飲してしまう可能性があります。
おもちゃ持ち込み可のドッグランでは他のわんちゃんのおもちゃなどを飲み込んでしまわないかよく注意しましょう。
室内だけでは満足できない。暑い日のお散歩対策
外の景色を楽しみながらお散歩したいですよね。
暑い日はまず何より熱中症に気を付けることが大切です。日差しが強いタイミングは避け、日陰を歩くようにしたりこまめにお水を与えます。コンクリートのルートが多い際は肉球が火傷しないように靴下を履かせることをおすすめします。
まとめ
室内にいながら、わんちゃんといろいろな遊びができるドッグランは暑い日や雨の日に最適です。
どのような目的で利用するのか明確にし、設備などがその目的に近いドッグランを選んで楽しんでくださいね。