ペットのメンタルの問題?犬や猫の問題行動で チェックしたい3つの症状とは
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愛犬や愛猫のSOSを見逃さないためにも、まずは注意したいペットの行動について獣医師に教えてもらいましょう。
こんな症状を見逃さないで
1.攻撃的な問題行動飼い主や他の動物に噛み付いたりする問題行動です。
もともとの性質の因子として犬種や血統、性別によって違いがあります。後天的な因子として不適切な飼い方、子犬時の社会化不足、トラウマとなる経験や飼い主との関係があげられます。中枢神経疾患や痛みを伴う他の病気ではないか確認が必要です。
2.恐怖と不安に関連する問題行動
分離不安や特定の人間や場所、物に対する恐怖や雷や花火などの大きな物音に対して怖がる雷恐怖症もここに分類されます。犬種や血統や性別による違いは明らかではありません。後天的な因子としては不適切な飼い方、社会化不足、トラウマ、飼い主との関係があげられます。飼い主の関心を引きたい行動と区別する必要があります。
3.その他の問題行動
過剰に吠えたり、トイレの失敗や過剰な飛びつき、尾追い、加齢による認知障害などがこのカテゴリに分類されます。認知障害は柴犬や日本犬の血が入った雑種で起きることが多いといわれています。これらの行動も様々な体の病気との区別が必要です。
獣医師からのアドバイス
人や他の動物にやたら噛み付いたりするなどの問題行動は体の病気によるものとメンタルに起因するものの両方があります。何か困った時は一人で悩まず早めに獣医師に相談することをおすすめします。▪参考文献
荒田明香:犬における問題行動