猫の子宮ガンの症状

カテゴリー:猫の子宮ガン
更新日 2020年02月28日

猫の子宮ガンの症状

猫の子宮の腫瘍は悪性腫瘍である子宮腺がんが主となります。
初期だと多くは無症状であり、発症すると外陰部から血や膿混じりのおりものが見られるようになります。また性周期の異常、嘔吐や便秘、下痢、食欲不振などの症状の他に、おなかが膨らんで来たり、元気がなく眠ってばかりでいるといった症状が認められます。腫瘍が大きくなってくると、おなかのふくらみが次第に目立つようになり、おなかに触れるとしこりが感じられることもあります。

猫の子宮ガンの原因

猫の子宮の腫瘍の多くは腺がんと言われています。その他一部の腫瘍では性ホルモンとの関連が言われていますが、多くの場合原因は不明です。

猫の子宮ガンの予防/治療法

外科手術によって子宮と卵巣を摘出することで治療します。しかし子宮腺がんのような悪性腫瘍の場合、発見時には既に多臓器やリンパ節へ転移している場合があり、その場合には抗癌剤などの化学療法と組み合わせた治療を検討します。
発生する原因が不明なため予防は困難ですが、若いうちに子宮・卵巣を摘出する避妊手術を行うことで発生を防ぐことができます。

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