もしも災害が起きたら…いざというときペットを守るには

更新日 : 2020年04月01日

出典:PIXTA

災害はいつどこで何が起こるか予測ができません。だからこそ、人間と災害時一緒に避難できる備えと準備があると、いざというときに助けになることでしょう。今回は、そんな災害時にペットを守る避難セットについて、獣医師に伺いました。

ペットを守る7の備え

1:キャリー、ケージなど動物を運べるもの
デザインもさることながら、丈夫な素材のものだと災害時移動中に動物を落下物などから守ってくれる利点があります。その際、やや大きめのものを用意すると尚よいでしょう。避難所などでの生活が始まった場合、ケージ内に、ご飯とお水を入れた状態で管理できるので便利です。
また、ケージでお散歩に出かけたり、ケージ内で遊んだり、日頃よりケージに慣れさせておくことも重要です。いざという時に入ってくれないと避難が遅れてしまいます。

2:首輪とリード
日頃から付け慣れておいたものがよいですが、目立つタイプの首輪やリードは、はぐれてしまった際に探し出す時の目印になります。また避難所といった、慣れていない場所での生活拠点から、逃げ出さない予防にもなります。

3:ペットシーツや新聞など吸水性のあるものとビニール袋
排泄物の処理のために準備しておくとよいでしょう。また新聞紙は、短冊状に裂けばトイレの替わりとして使えます。

4:フードと水
好みはあるとは思いますが、缶詰めやウェットフードなどは少量ではありますが、水分も一緒に取れるのでおすすめです。ドライフードなど日持ちのするものと併せて一緒にストックしておくといいでしょう。また、水は犬のぶんも考慮して、多めに用意しておくと安心です。

5:保温できるもの
・ブランケットや毛布など
・新聞紙や段ボールなど

6:おもちゃ
避難生活でストレスを軽減するために、いくつか用意しておいてあげましょう。

7:薬などあれば
持病のある子はその薬を、あるいはケガなどをしてしまった時用に、用意しておくとよいでしょう。混合ワクチンや狂犬病といった予防注射の証明書も避難先の受け入れに役立つことがあります。

ポイントは“外出先で困らない”かどうか

ここまで書いてきましたが、避難する時にはできるだけ身軽な方が素早い行動がとれるので動物が外出先で生活に困らないためには?と考えて避難セットを準備しておくとよいでしょう。

準備なしに災害に遭ってしまったら…

最低限として以下の物をもって避難すればよいでしょう。

・キャリーやケージ
・新聞紙とビニール袋
・食事と水 

獣医師からのアドバイス

災害時の動物は大きな物音や落下物など様々な事に過敏に反応し、いつも以上に敏感な状態であることが考えられます。移動中や動物が落ち着くまでは布で周りを覆うなどで、暗くしてそっとしてあげるとよいでしょう。

その他おすすめのコラム

3種混合ワクチンは必須!猫のワクチン接種の種類は?

2020年04月01日

一般的に混合ワクチンは日常で感染する可能性のある病気から猫ちゃんたちの身を守るためにおこなう必要があるもので、日本国内では狂犬病は発生していないため、猫ちゃんへの接種は義務づけられていません。 しかし行かれる国によりますが、海外にネコちゃんを連れて... 続きを読む

知っておこう!犬のてんかん、その治療法や原因は?

2020年04月01日

突然体が硬くなったり、痙攣したり、口もとから泡を吹いたりと今まで見たこともないような、てんかんの症状が起こるとびっくりしてしまいどうしたらいいか困ってしまいますよね。今回は、そんな犬のてんかんについて、獣医師に詳しく教えていただきました。 続きを読む

まさか愛猫が糖尿病に?気を付けたいサインとは?

2020年04月01日

猫の糖尿病の発生率は200頭~1000頭に1頭の割合で発生すると言われており、気を付けなければならない病気のひとつ。特に、中年齢以降の猫に発症しやすいといわれています。ただ、猫の糖尿病は症状が現れにくいため、気づかないうちにゆっくりと進行しまうとか…。今... 続きを読む

ウサギやハムスター、犬猫と一緒に飼っても大丈夫?飼育のポイント

2021年03月05日

動物達はペットの枠を超え、家族の一員として伴侶動物などと呼ばれるようになりました。書店でも犬猫本のみならず、ウサギやフェレットなどさまざまな動物達の飼育方法手引き書・各種専門誌が発売されるようになりました。 ただ、ペットによっては相性があり、一緒に飼うこ... 続きを読む