犬の眼瞼炎の症状
カテゴリー:犬の眼瞼炎
更新日 2020年02月28日
犬の眼瞼炎の症状
犬の眼瞼炎とは、まぶたの周辺が赤く腫れる病気です。上まぶたと下まぶたの両方で起こる可能性があります。炎症により痛みやかゆみを伴い、まぶたの毛が抜け落ちてしまう症状が発生します。前足で眼をこするようなそぶりを見せたり、涙が多くなったりすると注意が必要です。めやにが溜まったり、まばたきの回数が増えるといった点もあります。よく観察すれば気づきやすい症状なので、悪化する前に獣医さんに治療してもらいましょう。
犬の眼瞼炎の原因には、まぶたへの傷が一例として挙げられます。トゲ刺さったり、虫に刺されたりすることで、炎症の引き金になります。結膜炎や角膜炎などの病気に引き継ぐ形で発症することもあります。細菌感染や天疱瘡など全身性の免疫の異常によって引き起こされる疾患によっても生じます。
治療方法は、点眼薬や内服薬の投与で炎症を抑えます。前足で眼をこすったりしないようにエリザベスカラーを付けることもあるでしょう。結膜炎などほかの眼疾患が原因となる場合は、元となる病気を直すことで治療につなげます。